多灯ライティングを行うにあたって、ライトスタンドは必要不可欠です。通常の三脚でも代用は可能ですが、スタジオなどではライトスタンドの方が便利です。

2016年7月にコスプレ撮影を開始し、その年の9月にはライトスタンドを導入しました。
TOKISTARのTS-095-STというライトスタンドです。2本同時に購入し、三年経った今でも壊れずに使っています。伸縮部分のネジが少しだけ固く締めないとすぐ下がってしまいますが、野外ロケ用にして酷使しています。
一方2017年4月に購入した少しだけ安いライトスタンドはわずか8ヶ月で壊れてしまいました。
ライトスタンドが壊れるだけなら良かったのですが、ストロボのワイドパネルも同時に破損してしまいました。4,000円ほどでしたが、少しお金をケチっただけで大きな損害です。
現在はTS-095-STが4本と上記のTS-104-STを2本保有しています。スタジオ撮影ではTS-095-STとTS-104-ST合計4本でほぼ事足ります。104は最大伸長240cmですので、使い勝手が良いです。
TS-095-STは収納時52cmまで短くなりますので、持ち運びに便利です。ただし、足のゴムが取れやすく、すぐなくすので、テープなどで固定しておく必要があります。
TS-104-STは収納時70cmで095よりも大きいですが、最大伸長240cmなので少し天井の高いスタジオでは有利です。
Amazonではライトスタンドと検索すると様々な商品がヒットしますが、安い商品やあまり有名ではない商品はすぐに壊れる可能性があるのでオススメしません。
マンフロット、トキスター、エツミ、銀一、プロフォトのようなプロカメラマンも使うようなメーカー品が割と丈夫でオススメです。
ライトスタンド購入の際にスピゴットという部品を別途買う必要があります。
スピゴットはライトスタンドとアンブレラホルダ、ストロボブラケットの装着に必要です。忘れずに購入するようにしましょう。
大型白ホリスタジオでの撮影では4mまで伸びるライトスタンドを持ち込みます。
大型白ホリスタジオでは、2~2.5m伸長のライトスタンドだけでは十分に光が廻らず、特に中央奥の被写体が暗くなります。4mのスタンドには60x60のソフトボックスにグリッドを付けて中央奥に当てたりしています。
通常使用では2~2.5m伸長のライトスタンドで十分だと思います。GP6060は一本3キロの重量です。AD600など大型モノブロックストロボも余裕で支えられます。野外ロケでAD600を使うときはGP6060を持っていきます。